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新旧CHANNELシステム
中古で2009年モデルのボード、Burton GTwin 46を購入しました。2009年モデルのCHANNELシステム搭載のボードは旧CHANNELタイプで、現行のCHANNELタイプとは色々と異なる部分があります。上:新CHANNELボード / 下:旧CHANNELボード |
新旧どちらも板の中央にレール(溝)があり、このレールにビスを入れてバインディングを取り付けます。このシステムにより、自由なスタンス幅や角度調整が可能になっています。
取り付け用ビスの違い
旧CHANNELシステム対応のビスはM5というビスで、ボード側がオスのビス、バイン側がメスのビスとなります。これに対し新CHANNELシステムは全く逆で、ボード側がメス、バイン側がオスとなります。
左:M5ビス / 右:M6ビス |
旧CHANNELタイプに現行のM6のビスは、入りません。レールの幅よりもビスの幅の方が広くなっています。
新CHANNELにM5ビス |
新CHANNELタイプにM5ビスはレール部分の爪のところが引っかかるためこちらも入りません。ビスの互換性は全くナシです。それぞれに合ったビスを選ぶ必要があります。
旧CHANNELボードに2015年製ESTバインディング。ビスは問題なく取り付けできます
ビスを裏からみると幅はぴったり合います。当然グラついたりはしません。
レール幅の違い
新旧でレールの幅が異なります。旧CHANNELの方が細く、新CHANNELの方が広くなっています。ビスはそれぞれに対応したものを使うとして、レール幅が違うとどういった不都合があるでしょうか。
ESTバインディングを取り付けてみます。Burton LEXA EST 2015年モデルを用意しました。
新CHANNELシステム対応のバインディングです。
このバインディングを旧CHANNELのボードに取り付けようとすると、バインディングのベースプレートの裏側の白いパーツが邪魔をして取り付けることができません。
新CHANNELシステム対応のバインディングです。
Burton LEXA EST |
このパーツの幅が新CHANNEL対応なので、旧CHANNELのレールの幅には合わないようです。どうしても取り付けたいのであれば、このパーツを折るか外すか、ベースプレートごと旧CHANNEL対応のものに交換するかです。
旧CHANNELに他社製バインディング
私はBurtonの新CHANNELのボードにFLUX製バインディングをつけて使用しています。新CHANNEL対応のディスクを別途購入して取り付けましたが旧CHANNELのビスでは取り付けが難しいことがわかりました。
左が旧CHANNEL用ビスです。
旧CHANNEL対応のビスは頭が出てしまいカントベッドが浮きます
Burtonのボードが欲しいなら…
旧CHANNELのボードは互換性に乏しくバインディング探しには苦労しそうですね。よほどこだわりがあるなら別ですが、新CHANNELシステム搭載のボードの方が苦労はしないですよ。旧CHANNELボードは08-09、09-10の2シーズンのみのモデルで、10-11以降は新CHANNELシステムを搭載しています。中古で板を買う予定であれば必ず年式を確認しましょう。
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